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ということで、≪bizarre moon≫紫の砂糖菓子と恋につての寓話 のプレイング。
…ところでこれって、恋について、だと思うのは私だけ?(…)
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わー、まさにアンダーグラウンド!って感じ
だけどね、もうショーなんてしなくて良いわ
…終わらせて、あげるわね
戦闘
前衛にて積極的攻撃役
初手は射手で術式を上げつつ、ゆっきーに感謝も込めて片手を上げて
「それじゃ、It's showtime!ってね!」
先ず先手必勝とばかりに、アリスちゃんとタイミングを合わせて彼氏に雷の魔弾を
麻痺してくれればラッキー、取り巻きに邪魔して欲しくないなぁ
それ以降も彼氏へ集中攻撃、ただし雑魚が後一撃で倒せそうな場合は雑魚へと通常攻撃
基本、魔弾を惜しまずガンガン彼氏へ向かって使用
「べ、別にラブラブが羨ましいとかじゃないんだから、ねっ!」
前衛仲間とタイミングを合わせての連携攻撃!とかやりたいね
特に抱擁をしに行く素振りを見せたら間に割って入って阻止!
コーディネートは…されても私泣かない…!
体力が危なくなったら下がって、仲間に回復をお願い
彼氏を倒し終わったら、まだ残っている敵に目標変更
終了後
せっかくだから(ダサ服の人含め)ここでファッションショーしよ!
桜子ちゃん、かわいーい!(ひゅーひゅー)
桜子ちゃんへ
フレイムバインディング奥義4とフェニックスブロウを出来れば改以上持てるだけ
初撃時にFバインディングで彼氏を攻撃、麻痺してもしなくても後はガンガン攻撃願います
体力危なくなったら無理せず戻ってゆっきーに癒してもらってね!
他
呼び方はゆっきー、きょーやん、キリエさん
他男性は呼び捨て、女性は名前+ちゃん
術式 | 雷の魔弾奥義 | ◆◆◆ | ×8 |
気魄 | 魔弾の射手改 | ◆◆ | ×8 |
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溶け出した漆黒は瞬く間に世界に満ちてゆく、ほら。気付けば闇を纏ってる。
トランクの中にはほんとうに大切なものだけでいい。
月見草と過ごしたあの時間とか、電車に揺られて唯笑い合った日の記憶とか。
桜を追って出かけた日、大好きな場所と同じ名の、何倍も大きな水槽でのいちにち。
忘れちゃいけない、古き良き縁日で浴衣を翻して慣れない下駄で歩いたあの日。
大切なものが溢れそうになるのを、何とか抑えたならかちんと閉めて。
錆び付いた手触りの夜を、泳ぐように。
あの日と一緒、月が私を導いてくれるから。
まって、まって、お月様。もう私を置いていかないで。
を、初めてやりました。
お相手(GM)は我らがファイアフォックス(?)ヤタさんこと古林・八咫。
と、1人じゃどうにもあれなのでヤタさん2役やってくれた、竜胆・ハナちゃん。
数日後に身内セッションをやる予定なんですが、それのプレセッションの予行演習?(笑)
リハーサルのリハーサル(…)みたいなノリで。
というか、思いつきと勢いが重なったセッションでしたよね。(聞くな)
ログは横のリンクにあるヤタさんのブログでどうぞ。
…け、決して全部引っ張ってくるのが面倒だったわけじゃ、ないんだからねっ!
いや、色分けとかまでお疲れ様です編集も有難う御座いました。
個人的に気になってたところが無かったことになってて安心(笑)
背後が透けてるところも多々ありますが、そこらは気にしないで下さいませ。笑。
カチカチという時計の音が何故かいつもより響いている気がして、クッションをかき抱くようにして胸の中に収める。
テーブルの上に載っている便箋は書きかけ―後、数行書き進めれば終わるであろうというものだったけれど―のまま、最後まで綴られるのを待っているようで。
真横に置いてあるキャップを外されたままのボールペンも無言で、使われるのを待っているようだった。
とどめとばかりに、淡いベージュの封筒までもが自分を促しているように見えて。
ああ、何だか色々末期だ、と口に出すことはなかったけれどはっきりと思った。
クッションをかかえたまま、最後の力を搾り出すかのように緩慢な動きでテーブルに向かう。
あー、とかうー、とか、意味のなさない言葉を数度発しながらも、ゆっくりと書かれていく言葉たちは、便箋の開いていた部分をすっかりと埋めてしまって。
何かをやり遂げた表情でばたりと背中からソファに倒れこむ、頭が柔らかいソファに当たった。
けれどそれで満足してはいけないよ、と封筒が私に語りかける。
分かってるよ、ここまで来たらやり遂げるさ、と返事を心の中で返して体を再度起こす。
しっかりと乾いてるのを確認したら便箋を丁寧に三つ折りにして、そっと封筒の中に忍ばせた。
「ん、それじゃ…行こうかな。」
黄昏時、私の大好きな色が世界に満ちる時間。
その色の助けを借りることが出来たなら、きっと全てが上手くいく。そう思えたから、階段を降りて服を着替える。
靴を履いたなら鍵をしっかりと掛けて、自転車と愛車の軽自動車の前で数瞬だけ迷って自転車を選んだ。
目的地への道のりはしっかりと頭に入っている、ある意味で焦がれていた場所なのだから。
***
「き、ちゃった。」
目的地に到着する頃には、予想通り世界は茜色に染められていく。
長くなった影を引き連れながら、目的の場所へと一歩一歩進んでいったのだけれど、どうしても後一歩が踏み出せない。
ここまで来た勢いを持続させろ、とか、別に悪いことをしに来たわけじゃない、とか。
頭の中でぐるぐると自分の声が回る、私ってこんなに勇気とか勢いとかが無かったっけ?
意を決して進もうと―それに、クラブ棟前でうろうろしている卒業生なんて、どう見ても不審者だ―した瞬間。
「彼方?なにしてんだ、こんなとこで。」
聞き慣れた、というより聞き覚えのある、声。
最後に聞いたのがつい最近だったからか、自然と私の口はその声の主の名を紡いでいて。
「槙野、くん?学園祭ぶりだねー、ってどしたの。それ。」
彼の手には、大きな袋。
その袋に記されている名は私も知っている、有名アイスクリーム店のものだ。
大きさから考えて、もしかして全部テイクアウトしてきたんだろうか。
ちょっとな、と袋の理由を濁す彼に深くは追求せず、すぅと息を深く吸い込む。
うん、大丈夫。だ。
「…でさ、槙野くん、これから防衛部行くとこ…だよね?どーぞどーぞ。」
期せずして塞いでいた入り口を、彼に譲る。
それから、先に進む彼のあとを追うように、そっとクラブ棟へと足を踏み入れた。
一度だけ行ったことのあるあの場所、道のりは直ぐに思い出せる。
その道のりの通りに進めば現れる扉は、何色にも染まっていない真白い扉。
当たり前のようにその扉を開けて中に入る彼の背に隠れるようにして、もう一度だけ深呼吸。
「おまえが、報われる時がきたよ。」
手に持った、ベージュの封筒にそっと声を掛ける。
そうしてから中から聞こえてきた明るい声に誘われるようにして、私はそっとその白い扉の向こうの世界へと足を踏み入れた。